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「ムダな時間」て何だろう

本日の担当は、川本正秀です。


パソコンの普及によるのか、さまざまな面で二元的に考える人が増えているように感じます。

あなたは、「損か得か」「正しいか間違いか」などと考えがちになっていないでしょうか?


若い人と話していると、やたらと「タイパ」(タイムパフォーマンス=時間対効果、同じ時間を費やすのであれば、できるだけ高い効果が得られる行動を選択すること)という言葉が出てきます。

無駄な時間を減らして、合理性を求めるということなのでしょうか。

確かに、最小限の時間で、最大限の効果・成功を生み出せれば、その人は「優秀な人」ということになるのでしょう。

しかし、削りに削った時間で、緊張しながらあわただしくがんばったあと、余った時間はどう使うのだろう、とつい思ってしまいます。


ある集まりで、このことについて質問してみました。

「もちろん、生み出した時間を使って、次の課題をムダなく解決していきます」

「なるほど、そう使うんだね。その結果として、いつもすごくがんばって生きていくことにならない?」

「それは・・・効率的に生きていくためには必要なことです」

「そうなんだね。いつも時間に追われ、ムダをしないように必死に効率化を追い求める。その結果はどうなるの?」

「成果を出すことで認められ・・・・・・」

「きっと、出世して給料が上がるよね。けれど、そこまでを振り返ったとき、君自身は何を感じるんだろうか?」


電車に乗って周りを見てみると、以前のように新聞や本を読む人はめったにいません。

小さな画面で情報を見つめる人、ゲームをする人、通信をしている人、居眠りしている人

がほとんどのようです。

人間は、寸暇を惜しんで、いつも肩に力を入れて、目いっぱい頑張るべき存在なのでしょうか?

働き方改革の求める「正解」は何なのでしょうか?

私たちの生活時間には、ゆっくりものを考えたり、迷いごとに思いをはせたり、一息ついてゆっくりしたり、という「ムダ」な時間も含まれている思います。

仕事や生き方に悩むときは時間やエネルギーを使うから、これもムダなのでしょうか?

全速力でつっ走ることばかりがいい、とはどうしても思えないことが多いです。


あなたは何のために生きているの?

人生の目的は何?

と、つい尋ねたくなるのは、私が長い間生きてきて何かを学んだからでしょうか・・

時には立ち止まり、振り返り、一息ついて考える時間も大切だと思うのですが・・・。


 
 
 

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