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「想定外」が成長のもと

本日の担当は、川本正秀です。



4月入社後、すぐに退職する新入社員が話題になっていました。


せっかく入った会社が、「ブラック企業」だった、と言う人ばかりではないはずですが。




私が大学4年だった1970年代は10月1日が就職解禁日で、有名企業の受付に並びました。


大学院進学を考えていたので、「記念面接」を体験しに行ったという感じでした。


最終面接まで残った企業もありましたが、大学入試同様にすごい競争状態でした。


進学が決まったあと、学校から推薦されて気まぐれに出向いた企業から内定をいただき、しばらく就職してみることにしました。



いざ入社してみると、学生時代とは一転した毎日で、給料をもらうことの重みを感じました。


出会うことすべてがまったく新しい体験で、刺激に満ちていましたが、一年目はたくさんの失敗も経験しました。


学生時代は、学費は自分で出す、と決めていたので多様なアルバイトや家庭教師を経験しました。


この時の体験が、会社員になってもめげずにいられたことに少しは生きたのではないかと今は思えます。




先日、連休前に退職して転職先を検討中、という青年と話しました。


「自分の個性が生かせる仕事じゃなかったので。別の会社を考えています」


「あなたの個性を教えてください」


「自分で言うのもあれですが、クリエイティブな才能があると思うんです」


「へえ~、そうなんですね。だれにそう言われたんですか?」


「言われてないけれど、自分でそう思っています」


「大学では、法律を学んだんですね」


「ええ、法律はあまり・・・。音楽などのサークルが中心の学生時代でした」


「アルバイトなどの経験はありますか?」


「いえ、実家から通えたし、自分がやりたいことに集中していました・・・」




小学生からずっと勉強中心にがんばってきたという青年と話したときと同じような感じを受けました。


ある意味恵まれていたので、自分がやりたいことに集中してこられたけれど、就職や職場の人間関係はうまくいかない。


こういう人に共通するのは、「経験値」の少なさではないかと感じます。


限られたことをがんばるのもいいけれど、複雑な社会でそれだけを職業に活かすのはやはり大変です。


失敗や成功を繰り返しながら、多様な環境で自分を耕した人は、それなりの豊かな基盤をもっていて、次の段階へ進みやすいのかなあ、と思います。



会社での私が「想定外のこと」ばかりの毎日を何とか乗り越えられたのは、そこから学んだ「経験値」や先輩などとの関係性、そして自分らしい工夫だったと思います。


不満のない職場をある事情から5年後に転職しましたが、次の職場でもさまざまな経験を活かしてがんばれました。


やはり大切なのは、明日のために今日をどう精一杯生きるか、ではないかなあ・・・


「つべこべ言わずに、3年間がんばってみたら?」と言いたい気持ちになりました。


もちろん言わないし、正解もないわけだし、まったくの個人的感想ですけど・・・


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