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「過去」に生きる人

本日の担当は、川本正秀です。

過去の失敗などについて相談を受けることがあります。

「ささいなことで仲たがいした友人と疎遠になり、今も後悔しています」

「けんかして別れた彼氏のことを思い出すと、悲しくなります」

「試験に落ちて第一志望校に行けなかったことが忘れられない」

「仕事中、失敗したことをしばしば思い出して、情けない気持ちになる」

内容は様々ですが、過去の失敗や過ち、いさかいなどについて話す人に共通するのは、

「その時に立ち止まったまま」、ということです。

30年以上も前に友人ともめたことを今も忘れない人がいます。

「あの時、相手の言い分をよく聞いていたら・・・」

「あの時、自分に非はなかったのか、よく考えていたら・・・・」

「あの時、もっと話し合っていれば・・・・・」

と、後悔の言葉がしばらく続きます。

(失礼ながら)私は、(率直に申し上げて)

そんな昔のことをいつまでねちねち考えているんだ!

後悔、反省するのはいいけれど、30年以上もそれをやっているのか、

という驚きの方が大きいです。

いつまでも過去にこだわる人は、同じような失敗を繰り返す傾向があるように感じます。

失敗から学んで、次回に活かす、ということが苦手のようです。

心から後悔し、反省したなら、次は必ず失敗しないぞ、という覚悟があればなぁと思います。

この「決め」がないと、終わってしまった「過去」に決着がつけられませんから。

もちろん、反省もせずただ忘れるだけ、というのも困りものですが、

一つずつ区切りをつける生き方の方が、スッキリしてると思いませんか?

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