本日の担当は、川本正秀です。
先日、話しにくいなあ、と感じる人に出会いました。
こちらがまだ話している途中なのに、
「そうですよねえ、まったくその通り」
とあいづちを打ってきて、話しづらかったのです。
「あいづちを打つ」ことは、人の話を聞くときに大切です。
あなたの話はきちんと聞いていますよ、と相手に伝えているからです。
「そうですよねえ」と口では言いながら、
「その辺でもういいですよ。もっとおもしろい話ないんですか・・」
と話を途中でさえぎられているように感じる人もいます。
上手なあいづちが打てる人を観察すると、相手の話すスピードに合わせていることに気づきます。
早口にポンポン話す人には、「はいはい、そうそう」と小気味よく。
ゆっくり話す相手には、ゆっくりうなづきながら最後まで聞いて、
「その通りですね」と落ち着いてあいづちを打ちます。
民謡などの歌の合いの手のように、タイミングのよいあいづちはとても話しやすく感じます。
だから、あいづちの上手な人は印象もよくなります。
こういう人とならどんどん話せて、思わぬいいアイデアが出てくるかもしれません。
あいづち上手は、相手の潜在能力を引き出す名人かもしれませんね。
あなたのまわりには、そんな方がいますか?
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