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すぐ辞めたがる人たち

本日の担当は、川本正秀です。



あなたは、入社してすぐに「辞めたい」と感じましたか?



最近は、退職代行という職種があります。


辞めたいなあ、と思う人に代わって会社に退職意思を伝えるサービスを提供するそうです。


先日も、4月1日に入社してすぐに退職代行を頼んだ人が〇人、と新聞やテレビが報じていました。


いかにも、最近はすぐ辞める人が増えているという印象を与えます。


しかし、厚生労働省の資料を調べてみると、就職後1年以内に離職した人は、2000年ごろの方がずっと多いようです。


まるで何かの力が働いているかのように、特定の印象を与えるような報道が増えているのでしょうか?



「犬が人にかみついても記事にならないが、逆なら記事になる」と言われます。


珍しいことや予想外なこと、人が不安を感じることはニュースになりやすいからです。


そして、そこに新しい仕事を作り出す「とっぽい人」もいます。


だから、いろいろな媒体から来る情報を鵜呑みにせず、よ~く考えて受け入れる必要があるのだと感じます。



先日も転職を希望する人から相談を受けました。


「どうして、転職を考え始めたのですか?」


「今の仕事があっているのかなぁ、ほかの仕事の方がもっと自分に向いているんじゃないか、と思いました」


「そう思ったきっかけがあるんですか?」


「ええ、新聞にも転職して成功した人の話があったし、あなたの可能性はたくさんある、と書いてありましたから」


「そうでしたか。で、あなたの可能性は何だと思いますか?」


「音楽が好きなんです。好きなことを仕事にしてうまくいった話も載っていました」


「へえ~、なるほど・・・・」



彼はまじめに勉強して進学して、大きめの会社に就職した人でした。


しかし、部活やサークル活動はあまりせず、アルバイトなどの社会体験も少なかったようです。


一般的に、就職は学校時代の先にあるように思いますが、実は子ども時代から始まるのではないでしょうか。


家庭や学校などという社会適応を学ぶ場で、見たり聞いたり味わったりした経験を通して自分の方向性をおぼろげに感じます。


また、努力やがまんをすることで、働くことの達成感や充実感、やりがいなどにも気づきます。


そういう原体験が、自己理解や社会へのまなざしに発展していくように感じます。


少なくとも、私の場合は、そうでした。



机上の学習では学べないところに、将来につながる何かがある、と私は強く感じています。


子どもには、外へ出てさまざまな空気に触れさせてやりたいものです。



 
 
 

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