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大人は子どもに観られている

2024年6月3日
読了時間: 3分

本日の担当は、川本正秀です。



スマホやPCなどに毎日たくさんの情報が流れてきますね。


そのうち何%くらいが本当に役に立つのでしょうか?



ある方から質問を受けました。


「子どもの習いごとは何歳から始めたらいいでしょうか?」


「たしか、6歳の6月6日に習い事を始めると上達が早い、と昔の人は言っていたと思います」


「どうしてでしょうか?」


「伝統芸能の世界では、数えで7歳前にけいこを始めるのがよい、と書いてあったと思います」


「みなさん、いろいろと習っているのでうちでもと思うのですが、何がいいでしょうか?」


「いやいや、そう聞かれても・・。芸能の世界ではスキルだけでなく、『昔のことを学び、現在に活かす』ということから、道理や礼儀、作法なども学んで人間としての成長を目指すということらしいですね」


「この時代に芸能はチョット・・・」


「どんな習い事を考えているんですか?」


「いろいろ調べてみましたが、情報が多すぎてどう決めたらいいか・・・・」



あなたは、習い事をどうやって決めたのでしょうか?


私は小学生の時に「そろばんが習いたい」と主張しましたが、母親はそろばん塾近くの肉屋の「カレーコロッケ」ねらいだと見抜いて、申し出は却下されました。


書道塾では、先生の見本を1枚書いて飽きてしまい、絵(私的には墨絵)を描いて叱られたので、すぐ辞めました。


結局、習い事はせず、毎日友達と遊びまわっていました。



だいぶ前ですが、オリンピックでメダルを獲得した外国人の柔道選手は、いろいろなスポーツを体験した末に、柔道がいいと自分で決めたそうです。


親が決めたわけでもなく、そういう決め方があるのか、と感心した覚えがあります。



あなたが習ったことや今でも好きなことは、親(家族)と何か関係がありませんか?


私の周りには、親が導いてくれた、と言う人が多いようです。


たとえば、親がアウトドア好きでキャンプに行った楽しさが忘れられず、今では自分も家族とよく行くという人がいます。


家族みんなが読書好きで、夕食後はテレビも見ず、おもしろい本をシェアし合うので、自分も本があれば幸せという人もいます。


父のかっこいい姿にあこがれ、父親がコーチのチームで野球に打ち込み、今は自分がそのチームのコーチをして息子を教える人もいます。


結局、子どもは親や家族が楽しんでいること、夢中になっている姿を観ているんですね。


親が選んでやらせるのではなく、本人が自分でやりたいと思うかどうか、が一番大切で決め手になると感じます。


まあ、その気になればいつまでも続けられるし、いくつになっても挑戦できますけどね。



そういえば、その昔、家庭訪問に行ったときに、ある母親からこう言われました。


「うちの子は、あまり歯を磨かないんですが、磨くように言ってもらえませんか?」


「そうですか。ところで、お母さんは毎日磨いてますか?」


母親は、あっ、と言って黙り込んでしまいました。



子どもにとってはいくつになっても、親や大人がモデル、なのですね。


 
 
 

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