本日の担当は、川本正秀です。
「ずいぶん悩んでいたけれど、話してみたら心のもやが晴れました」と語った相談者がいます。
何とか自分一人で問題を解決しようと苦しんできた方です。
自分の心の中にある悩みを、ことばにすることで答えが見えたということです。
最近は、答えだけを求める人が多いなあ、と感じます。
「こういう悩みがあるのですが、どうしたらいいですか?」というように尋ねる方がいます。
「こういう場合は、どうしたらいいですか?」と質問する方もいます。
みなさん、正解を求めてこられますが、答えはどこにあるのでしょうか?
内容を聞いてから相談者に、「ここをもう少し詳しく話してください」といくつかリクエストします。
ハッキリしないところは、さらに明確に説明するように求めます。
すると相手は、私にわかるように説明しようといろいろ考えるので、自然と頭の中が整理されます。
そして、しばらく話していると「そうか!わかった!」という顔をします。
真面目な方に多いのですが、一人で悶々と考えていても解決しないときは、だれかに話した方が答えに早くたどり着けることが多いのです。
一人で悩むのはやめましょう。
病気になりかねません。
まわりのだれか、信頼できる人に相談してみましょう。
(もちろん、あなた自身も信頼される人でなければいけませんよ)
しかし、まわりに話せる人がいない、という時は、「対話のじかん」に参加してはいかがですか?
多くの場合、答えはあなたの中にあるのですから、見つけるお手伝いができると思います。
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