おはようございます。
今日の担当は佐藤昌宏です。
先日、初めて活動写真弁士による
無声映画を生で見てきました。
無声映画とは音声が入っていない映画で、
その画面に合わせて
ナレーターやセリフ、擬音などを
現場において肉声で表現する人を
活動写真弁士(活動弁士)と言うそうです。
当日見たのは1926年アメリカ映画
『ちびっこギャング ホットクリスマス』と
1929年アメリカ映画
ローレル&ハーディーの『ビッグビジネス』
それぞれ20分程度の映画でしたが
軽妙な語り口に引き込まれて
あっという間に終わってしまった
という印象でした。
活動弁士の仕事内容を
ご本人が説明してくれました。
台本やセリフは元の映画にはなくて
すべて活動弁士がオリジナルでナレーターや
セリフを考えて実演するそうです。
したがって、同じ無声映画でも
活動弁士しだいで印象や内容理解が
違ってくるそうです。
これって、教員の授業と似ていると思いました。
決められた教科書は同じでも
教師によって授業の進め方や
生徒との関わり方が変わります。
今は学校での授業は担当していませんが、
ミャンマーの方への日本語教室で
活かしたいと思いました。
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