静かな時間
- ciie2023coaching
- 2月3日
- 読了時間: 2分
おはようございます。
今日の担当は,柳原達宏です。
もうずいぶん前のことになりますが
JR中央線のとある駅で見つけたカフェ。
どんなお店なのだろう?
入店すると,BGMは流れているけれど
とても静かな雰囲気。
店員さんとのやり取りはメニューを指さしたり
身振り手振りや筆談で。
というのも,このお店で働いているスタッフは
みなさん,聴覚に障害のある方たち。
静かな空間を楽しむというコンセプトのようで
他のお客さんも,みな,ほとんど会話せず
珈琲を味わったり,静かに目をつぶっていたり
本を読んでいたり・・・
1時間ほどの滞在でしたが
とてもゆったりとした気分で過ごせて
すっきりとした気分になりました。
普段私が出かける,横浜にある某珈琲店も
窓には板が張られて店内は夜のように暗く
照明はテーブルの上の古びたライトのみ。
来客は無言で静かに珈琲を楽しみながら
昭和初期のような店内の雰囲気の中に身を置く。
(ちなみにこのお店,会話禁止ではありません。)
「人と会ったら話したい!」
そういうような方をお連れすると
絶対にストレスがたまるでしょうが
古いJazzがかすかに流れる
この非日常的な雰囲気を味わうと
私としてはかなり気分転換になります。
これ,けっこうクセになる!
そういえば,数年前にあるワークショップで
サイレント・ウオークという
目隠しをして手を引かれながら
自然の中を歩くというのを体験しましたよ。
聞こえるのは
風の音や鳥のさえずりだけで
自然の音だけに包まれる心の静けさ・穏やかさを
体感できました。
自分の生活の中に静かな時間を取り入れる
そういう動きは,
今,若い方たちの間で広がってきているようです。
私はコーチとして
対話することの重要性を感じていますが
それとともに、ひとりの静かな時間を持つことも
自分と対話したり心を整えるうえで
大切なことと考えています。
みなさんは,ご自分の生活の中に
「静けさ」を取り入れていらっしゃいますか?
大阪には,会話禁止のカフェというのも
あるそうですね。
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