おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。
昨年よりコロナ禍のマスク着用が緩和されています。
そんな中でも、病院や高齢者施設は
まだまだ厳密に規制されている所もあります。
私が参加している朗読劇サークルでは
規制緩和の動きに合わせて
高齢者施設への慰問が再開されました。
昨年末と今年、3回慰問しました。
朗読劇は声を出す演技なのに
フェイスシールドを着けたりマスクをしたりと
本来の力を出しにくい状況です。
それでも、慰問先では
入所者の笑顔を見ることができました。
私たちは、自分たちの演技や表現が
見る方々への楽しみになってもらえば嬉しいです。
先日慰問した施設でこんなことがありました。
朗読劇を終えて、仲間と片付けをしている控室に
入所者の一人がお礼を言いに来てくれました。
その方は、まだ入所してから日が浅く、
子どもから半強制的に入所を勧められたようで
「まだまだ私は元気ヨ」をアピールしてくれました。
実際、演技中の反応が一番大きく、
一緒に歌ったり、大きくうなずいたり、
笑っていたりしてくれました。
そして、いかに感動したかお話してくれました。
施設に入ると、
すべての行動が受動的になってしまうことや
子ども扱いされることに不満があるようです。
自分の感動したことや、やりたいことを
表現したり、要求したりすることは
生きる活力になると思いました。
高齢者だけでなく、
子どもや障害のある方にも
表現する(話をする)機会が大切だと思います。
周りの方々の「話をしたい」という要望を
抑え込まずに受け止める姿勢を続けたいです。
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