top of page
検索

立ち上がる力

本日の担当は、川本正秀です。



Aさんは、子どもに「転ばないでほしい。失敗しないでほしい」とずっと気にかけてきました。


だから先回りして転ばないように配慮し、失敗しない方法を何度も教えてきました。


しかし、子どもは何度も転び、失敗してしまった。


親心は理解できるけれど、「人生で転ばない人はいない」のではないかと思います。



子どもなら、できるだけ平らで、障害物のないところでも転ぶことはあるでしょう。


冷静に考えれば、人は転ぶこともある、失敗することもある、と考える方が自然です。


あなたは、子どもの時転んだことはありますか?


どうやって立ち上がったか覚えていますか?



立ち上がることを覚えるためには、実際に転んでみる体験が必要です。


「助けがなくても自分で立ち上がれる」という自信がつけば、歩くことが怖くなくなります。


何度も転べば、そのたびに立ち上がり方が上手になります。


それは、大けがを予防することになるかもしれません。


失敗も、大切な何かを学ぶきっかけになるかもしれません。



「私は転ぶことを恐れない」「失敗しても立ち上がれる自信がある」という体験が、人生を支えてくれるのじゃないかなあ、と思います。


手をかけることと手をかけすぎることは、大きくちがいます。



閲覧数:53回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ゴールデンウィーク 楽しむぞ~

おはようございます。 今日の担当は,柳原達宏です。 このコラムをお読みいただく頃は, ちょうど ゴールデンウィークに入ったばかり。 お仕事から解き放たれて のんびりと休憩されている方 いつもとは違った忙しさを感じつつも 5月にかけてのお休みを楽しんでいる方 いろいろといらっしゃることでしょう。 出かけるとなると,どこも多くの人で 大混雑かもしれません。 それでも子どもさんたちにとっては 夏休みと並

大人の知恵

本日の担当は、川本正秀です。 私の知人の息子は、「入社2年目になったけれど、新入社員の配属はなく、相変わらず一番下っ端だ」と嘆いたそうです。 現役でがんばって働く知人たちと話しました。 知人Aは、「今の若者は、言われている話の意味が理解できないのかもしれない」とか「また、そのことを言えずに黙ってしまう傾向がある」 また別の知人Bは、「個人的なことはもちろん、仕事と関わりがないことについては話そうと

運命は自らまねき、境遇は自らつくる

おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。 1月に生活倫理相談士の認定を受けて以来 小1時間のお話をする機会が数回ありました。 表題にあるテーマでお話ししています。 表題の主旨は 「運命はあらかじめ決まっているのではなく 本人が心に決めた通りに境遇の方が変わる」です。 私の経験を踏まえてお話ししました。 例えば仕事上で不本意な異動があった時に やりたくないという気持ちを引きずって 仕事をするの

bottom of page