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インタビュー

今日の担当は山村です。

5月も終わりますね。

疲れていませんか?

人前では元気に振舞っているけど、実は疲れている人が増えていると感じています。

そういう人にこそ、思い切ってゆっくり休んでいただけたら…。

そんなことを思いながらこのコラムを書いています。

さて、今日のコラムは、先日あった生徒との会話から。

(生徒の了解を得て、記載しています。)

「先生、今日の放課後は時間ありますか?」生徒に声をかけられました。

「何か相談かな?」とたずねると

「インタビューさせてください」とのこと。放送部の生徒でした。

普段、生徒の話を聴くことはあっても、

生徒に聴かれることはあまりないので、なんだかワクワク。

どうやら、次の放送コンクールのアナウンス原稿に私のことをとりあげてくれる

らしく、そのネタを探しに来たようです。

「録音しても良いですか?」とちゃんと断りを入れてから、

「先生はなぜスクールカウンセラーになったのですか?」

インタビュースタートです。

いや~話せば長くなるんだけどね~とカウンセリングをするようになった経緯を話し出していました。

自然な会話になるよう、うまく相槌をうってくれたり、

「へぇ~」とか「なるほど」と、話しやすいように私から話を引き出しています。

そして、自然な流れで、先日の心理学講座の話へ。

「この間、先生の心理学講座に参加したじゃないですか。」

はいはい。放送部の皆さん、参加してくれていましたね。

「あれから、部員たちと『ほら、それリフレーミングして!』とか結構放送部内ではブームになっていて。」

へぇ~。

「ネガティブな言葉でも、ちょっととらえ方を変えると、ポジティブに感じられるって、私、発見でした。あれを部員たちでよく使っているんですよ。」

あら~嬉しい~。

先日、『自分を知る』という心理学講座で紹介した『リフレーミング』について、部活内で会話に出てくるのだと教えてくれました。

「先生は、どうして心理学講座をやろうと思ったんですか?」

良い質問です!

心理学には、知っていると役に立つエッセンスがあって、それを高校生に伝えるにはどうしたらいいかな?って思ってこの講座を始めたの。

悩みの解決や困ったときに相談にのることも大事な仕事なんだけど、

それ以前に、自分で解決できる方法とか、何かうまくいくコツみたいなものを高校生が知っていると役に立つんじゃないかなって思ってね。

「なるほど~。」

そこから、生徒自身が悩んだ時、こうしたという話をしてくれたり、

将来の夢の話をしたり、私も自分の高校生の頃の話をしたり、

あっという間に40分たっていました。

カウンセラーという仕事に興味を持ち、

カウンセラーがやっている講座に参加してみて、

さらに興味が膨らんだから、インタビューすることにしたのだと最後に教えてくれました。

「原稿できたら、読んでくださいね!」と言い残して帰っていきました。

消耗することが多い5月でしたが、心が満たされ、ご褒美のような素敵な時間でした。

そんな勤務校の放送部が制作している番組が、

この5月からFM775(ナナコ)で毎週火曜日夜10時~(再放送毎週日曜日朝10時~)

30分番組として、放送されています。

『やまこくのすすめ』https://775fm.co.jp/

PCではこちらから聴くことが出来ます。

https://www.simulradio.info/

よかったらぜひ放送を聴いてください。明日の夜10時です!

リクエストや感想など送っていただけると、きっと放送部員たちが喜びます!

あなたが最近、心が満たされたことってどんなことですか?


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