インプット > アウトプット
- ciie2023coaching
- 8月11日
- 読了時間: 2分
本日の担当は、川本正秀です。
仕事の関係で、朝の混んだ電車に乗ることがありました。
座席に座って本を読んでいた私が目をあげると、衝撃の光景が目に飛び込んできました!
まわりの座席や前に立つほとんどの人たちが、スマホを一心不乱にのぞき込んでいる(ように見えた)のです。
首を前に突き出し、小さな画面に顔を近づけ、ちょっと怖い目でした。
そして、みな無言なのです(まあ、ふつうそうですが・・・)
よっぽど大変な記事なのか、と私もスマホを観ましたが、それらしきものはありません。
乗客はさまざまな情報やニュースをこれほど熱心に見ていたのか、と思うと同時にある疑問が生じました。
これだけの量の内容を毎日読んでインプットして、そのことについてだれかと話すことはあるのだろうか?
しかし、最近はあまり人と話さない(コミュニケーションをあまりとらない)人が増えていると聞いています。
話さなければ、つまりアウトプットしなければ、頭の中に入った大量の情報はどうなってしまうのか?
どう考えても、入ってくる情報などの量とそれを人に話す量とは釣り合わない、と考えました。
最近も、ストレスで疲れている人、人間関係で転職希望の人からいろいろな相談を受けます。
確かに、「効率化」という機械に使うような言葉で、人が働くことは厳しさを増しています。
多くの人が抱える疲労の原因の一つは、脳の疲れだと言います。
必要もない情報を頭一杯詰め込んで余裕がない状態も、その一因といえないでしょうか?
電車の中では、ゆったり音楽を聞いたり、好きな本を読んだり、ボーっと車窓から外を眺めたり、人の観察もできます。
膨大な量の情報や話題が、だれかとの会話の中で生かせるといいなあと感じました。

