top of page
検索

「ちょうどいい加減」で

本日の担当は川本正秀です。


「昭和レトロ」が話題になっています。

今ほど物はそろってなかったけれど心豊かな、いい時代でもありましたね。


「うちの子、何でも欲しいものを与えているのに勉強しないんです」

かなり以前ですが、相談にみえた方はこう切り出しました。

「部屋も与え、必要なものはすべて揃えて、勉強の環境は十分だと思います」

「へえ、そろっているんですね」

「そうなんです。なのに、やろうとしないんです。部屋も汚いし」

「どうしてかな。心当たりありますか?」

「叱らないからでしょうか?無理やりさせたいわけじゃないのに、なにが不満なんでしょうか?」


教育の名著『エミール』の中に次のような文章があります。

「子どもを不幸にするいちばん確実な方法はなにか、それをあなたがたは知っているだろうか。それは、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ」

子どもを叱らない、叱れない親が増えているようです。

「子どもに嫌われたくない」という思いが強すぎるのかもしれません。

しかし、しかるべき時にしっかり叱らないと子どもは罪悪感を体感できずに、「何をしても許される」とかん違いします。


痛い思いをあまり体験せずに大人になれば、問題が生じたときに自力で解決する能力は育ちません。

子どもが成長するにつれて、親は子どもとの距離感や関わり方を変えていく必要があります。

あなたと子どもの「ちょうどいい加減」は、その体験や試行錯誤の中で見つけていくものです。

世話を焼きすぎる親は、子どもを幸福にしないのかもしれませんね。

まあ、勉強ができるだけで生き残れるほど、甘い社会ではありませんが・・・


 
 
 

最新記事

すべて表示
さあ、身軽にいこうよ

おはようございます。 今日の担当は、柳原達宏です。   この冬は、インフルエンザだ いや、はしかも! そして きたきた! スギ花粉 今年はひどく飛んでいるね・・・   と言っているうちに、 桜が咲いて、菜の花も咲いて 春が来ました。   日差しはあたたか 気温も上昇 寒くて縮こまっていた筋肉もすこし緩んで 着ているものも一枚脱いで さあ動きだすぞ!   この春の 体も心も軽やかな 「始まるぞ~」と

 
 
 
あたらしい出会いはあなたしだい

本日の担当は川本正秀です。 新年度は、新たな出会いがあるかもしれませんね。 どんな人と出会うかなあ、なんて考えていませんか? 以前、相性の悪い相手が仕事上の新しい担当者になって困った、という相談を受けたことがあります。 初対面の人に対し、人間の無意識は、これまでに出会って記憶している人たちと目の前の相手を照合するそうです。 結果として、第一印象に左右されて先入観を持ってしまうようです。 もしあなた

 
 
 
ご縁に感謝

おはようございます。 今日の担当は佐藤昌宏です。   私は倫理研究所が発行している 月間誌 「新世」 を 出会った方にプレゼントしています。   1月にお渡しした方が 「懐かしい。母親が読んでいました」 と、喜んでくれました。 その方が、3月にお会いしたときに 2018年発行の 「新世」 を持ってきて 知り合いの方(墨田区在住)が載っていると 見せてくれました。 その 「新世」 には、私が倫理の学

 
 
 

コメント


©2023 共育コーチング研究会。Wix.com で作成されました。

bottom of page