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思いやるこころ

本日の担当は、川本正秀です。


最近、効率や便利さが優先されていますが、年長者や弱者に対する敬意や優しさは後回しになっていないでしょうか。

思いやりのある言動のできる人が減っているのかな、という場面をしばしば見かけます。

 

前を行く人が落とし物をしても、「落としましたよ」と声をかけない。

ペットボトルが電車内を転がっても誰もかたずけず、じゃまそうに蹴っ飛ばす人までいる。

子どもや老人が具合悪そうにしていても、多くは声もかけずにそのまま行き過ぎる人たち。

電車がホームに入ってくると、降りる人を押しのけるように座席をめざす人。

もちろん、声をかけたり、片づけたり、ルールを守る人はたくさんいます。

 

なぜ、こういう光景が目につくのか、私の周りだけなのでしょうか?

残念だけれど、相手の気持ちや状態を想像できないようになってしまったのでしょうか?

身体は大きくなったけれど、わがままな子どもの心のままに成長したのでしょうか?

私は、ちょっと気になっています。

 

以前、知り合いの女性から「結婚したいので、いい男性を紹介してください」と頼まれました。

「どういう人がいいの?」と尋ねると、

「誠実な人がいいです」との答えがすぐ返ってきました。

「誠実な人、ですか・・・」

なぜかその時、自分に対しての誠実な人を求めるならば、あなたはそういう人なのですか、と思いました。

自分はさておき、相手は自分に誠実な人を、という自己中心的な望みじゃないの、と感じてしまったのです。

 

少し前、なぜか気になって、川沿いウォーキングの帰り道で、落ちていたゴミをビニール袋に入れてかたづけてみました。

いつもお世話になっているのでせめてものお返しに、くらいの考えでした。

しばらく続けていると、声をかけてくれる人、同じように片づけをする人が現れました。

思い付きではじめましたが、共感してくれる人がいてありがたい気持ちになりました。

 

あいさつ、思いやりといった人間関係の基本的な考え方が身についていれば、自然と共感や行動が生まれるんじゃないか、という希望をもち続けているんですが・・・。

 
 
 

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