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自己主張と協調性


本日の担当は、川本正秀です。


朝ドラを見ていて、女性の時代だなぁと感じました。


同時に、ある女性を思い出しました。



静子は、自分の意見を言わない人に


「どうしてあなたは、ハッキリ自分の意見が言えないのよ」


としばしば怒りました。しかし、


「あなたこそ、どうして人に合わせられないのだ」


と言いたくなる人でもあり、そういう場面に出会った人は「また始まった」という顔で静観していました。


どうも、自己主張の強い人は協調性が弱く、協調性の高い人は自己主張が下手ということが多いようです。



「自分の意見をハッキリ言うべきだ」、という価値観をもつ人は、「ハッキリ主張しないことは悪だ」と思っています。


だから、「時には相手の意見を聞く、妥協点を見つける、他者のことも考えて協調する」という考えはあまり持たないのです。


結果として、聞く耳をもたない静子は孤立しがちになりました。



彼女を受け入れる数少ない一人が、協調性が高すぎる春美でした。


激しい言葉をぶつける静子と意見をはさまず聞き続ける春美の姿をしばしば見かけました。


静子はこの「貴重な理解者」に対しても、自己主張しないことを怒ります。


しかし冷静に考えれば、春美が自己主張するようになると、静子は自分の話を何でも受け入れてくれる人を失います。


静子はハッキリ言わない人にいら立ち、ハッキリ言う人には思い通りにならないことでいら立ちます。


静子のようにやや偏った考えの人は、協調性を身につけなければ正反対の性格の人とイライラしながらしか付き合えないのかもしれません。



自分の意見はしっかり主張する。そして、他者の意見もよく聴いて協調していけるようになるといいですよね。


だから、話して聞くことは当たり前と思わずに、コミュニケーションを学ぶ必要があるのではないでしょうか。


そうすれば、だれもがいら立つことが少なくなるでしょう。


気づいていない人がいたら、ぜひ伝えてあげたいです。


<敬称略。文中の二人は仮名です>

 
 
 

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