だれもがどこか神経質?
- ciie2023coaching
- 2 日前
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本日の担当は、川本正秀です。
コンビニやスーパーのレジで支払いに時間のかかるお年寄りなどを見かけます。
列が長くなり、イライラした態度や露骨に舌打ちする人もいます。
支払い方法の多様化など、手間のかかる便利さも影響しているのでしょうね。
神経質な方が相談にみえたことがあります。
「無神経な方が増えてないでしょうか?気になってしょうがないです」
いきなり話しはじめた女性は、タガがはずれたように話します。
「要領を得ないスローモーな話し方の人、だらしない人、約束の時間を守れない人、多すぎませんか?」
「あなたの神経を逆なでするような人が気になっているんですね?」
「はい!どうしてこういう人ばかりが周りにいるんでしょうか?」
「そういわれてもねぇ」とのど元まで出かかりましたが・・・・
神経質な人は、なぜか神経に障る人がまわりに増えているように感じるのです。
実際は、まわりの人が全員無神経、というわけではないのにです。
しかし、気になる人には「許せない」と感じ、我慢を超えるのでしょう。
机の上が乱雑な人がいても、「美しくない」と無視すればいいのに・・・
自分は正常な人間で、周囲の人間はちょっと変、とでも思っているのでしょうね。
自分が正しい、と思い込んでいれば、相手の行ないはみんな間違っているということになります。
したがって、自分の感情は相手によって左右され続けるということになります。
自分が他人より少し敏感で神経質なところがあると認められれば、怒りや嫌な気持ちになることは少なくなります。
病的でなければ、神経質は悪いことではないので、自分の性格を認めることでずっと生きやすくなります。
また、自分の感情をコントロールできれば、毎日が少し楽しく感じられるようになります。
だれにも、人より過敏に反応する部分があるものだと気づいてほしいです。
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