top of page
検索

だれもがどこか神経質?

本日の担当は、川本正秀です。



コンビニやスーパーのレジで支払いに時間のかかるお年寄りなどを見かけます。


列が長くなり、イライラした態度や露骨に舌打ちする人もいます。


支払い方法の多様化など、手間のかかる便利さも影響しているのでしょうね。



神経質な方が相談にみえたことがあります。


「無神経な方が増えてないでしょうか?気になってしょうがないです」


いきなり話しはじめた女性は、タガがはずれたように話します。


「要領を得ないスローモーな話し方の人、だらしない人、約束の時間を守れない人、多すぎませんか?」


「あなたの神経を逆なでするような人が気になっているんですね?」


「はい!どうしてこういう人ばかりが周りにいるんでしょうか?」


「そういわれてもねぇ」とのど元まで出かかりましたが・・・・



神経質な人は、なぜか神経に障る人がまわりに増えているように感じるのです。


実際は、まわりの人が全員無神経、というわけではないのにです。


しかし、気になる人には「許せない」と感じ、我慢を超えるのでしょう。


机の上が乱雑な人がいても、「美しくない」と無視すればいいのに・・・



自分は正常な人間で、周囲の人間はちょっと変、とでも思っているのでしょうね。


自分が正しい、と思い込んでいれば、相手の行ないはみんな間違っているということになります。


したがって、自分の感情は相手によって左右され続けるということになります。



自分が他人より少し敏感で神経質なところがあると認められれば、怒りや嫌な気持ちになることは少なくなります。


病的でなければ、神経質は悪いことではないので、自分の性格を認めることでずっと生きやすくなります。


また、自分の感情をコントロールできれば、毎日が少し楽しく感じられるようになります。


だれにも、人より過敏に反応する部分があるものだと気づいてほしいです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
「波風の立たない生活」がいい?

本日の担当は川本正秀です。 「波風の立たない安定した生活」を求める人がいます。 問題のない、凪のような人生を本当にお望みなのでしょうか? 以前、お話を聞いた男性は、念願かなってなんとか課長に昇進しました。 しかし、好事魔多し、「これからもがんばるぞ」と思ったら、会社の業績が急降下。 それ以後、毎日の風当たりは管理職には特に厳しかったそうです。 「こんなことなら、課長に昇進しなければよかった・・・」

 
 
 
塙保己一

おはようございます。 今日の担当は佐藤昌宏です。   先日、自主上映映画を見ました。 これは「世のため後のためプロジェクト」 が推進する活動の一環です。   主催した方たちの三つのミッションを紹介します。   一、『世のため後のため、今の私に何ができるか』 という問いかけが、当たり前の世の中を創造する。   二、私たちの可能性は無限であることを、 人生をかけて証明するコミュニティを作る。   三、

 
 
 
「思い込み」をぶっ飛ばす

本日の担当は川本正秀です。     11月9日に行なった東京ウィメンズプラザフォーラムのワークショップは興味深かったです。   「参加者はたくさん話してくれるのか?」という私の不安と「思い込み」は裏切られました。     「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス」を取り上げた今回は、新しいやり方をためしました。   ①15~20分の小グループでの話し合いを3回入れました。(2時間のプログラムの

 
 
 

コメント


©2023 共育コーチング研究会。Wix.com で作成されました。

bottom of page