「せんぱい!」が返ってきた・・・
- ciie2023coaching
- 4月28日
- 読了時間: 2分
おはようございます。
今日の担当は、柳原達宏です。
もうずいぶん前のこと、
小田急線の中で高齢の男性に
席を譲った時の体験をこのコラムで
ご紹介したことがあったと思います。
その方はずいぶんな年配と私には見えたので
「どうぞ!」と声をかけたのですが
まるで「年寄扱いするな!」とでも言うような
怒ったような鋭い視線を向けてきた。
私にとってそれは想定外のことだったけれど
とてもお疲れのようにも見えた。
その時、特に意識もしなかったのですが
「せんぱい、どうぞどうぞ」という言葉が
思わず口から出て。
そうしたらその男性、
ニコッと笑って親指を上に向け
席に掛けてくれました。
「せんぱい」のひとことで
自分を「年寄り」でなく「先輩」として
敬意を表したと伝わったのでしょうか。
これは使える!
次回からもこれでいこう。
そう決めました。
特に、男性に声をかける時は
いつも、「せんぱい!」で
気持ちよくいっています。
そうしたら先日、
東京駅地下でのイベントに出かけるのに
JR京浜東北線を利用した時のこと。
目の前に座っていた30代くらいの
日焼けしたスリムな男性が私に
笑顔で声をかけてきました。
「せんぱい、どうぞ!」だって!
まさか自分が席を譲られるとは思わなかった。
しかも「せんぱい!」だって。
特に疲れているわけでもなかったけれど
彼のご好意を気持ちよくいただくことにしました。
言葉の持つ温かな力を感じるのと同時に
相手の好意をありがたく受け取る。
その仕方も改めて感じつつ
学んだ経験でした。


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