top of page
検索

「せんぱい!」が返ってきた・・・

おはようございます。

今日の担当は、柳原達宏です。

 

もうずいぶん前のこと、

小田急線の中で高齢の男性に

席を譲った時の体験をこのコラムで

ご紹介したことがあったと思います。

 

その方はずいぶんな年配と私には見えたので

「どうぞ!」と声をかけたのですが

まるで「年寄扱いするな!」とでも言うような

怒ったような鋭い視線を向けてきた。

 

私にとってそれは想定外のことだったけれど

とてもお疲れのようにも見えた。

その時、特に意識もしなかったのですが

「せんぱい、どうぞどうぞ」という言葉が

思わず口から出て。

 

そうしたらその男性、

ニコッと笑って親指を上に向け

席に掛けてくれました。

 

「せんぱい」のひとことで

自分を「年寄り」でなく「先輩」として

敬意を表したと伝わったのでしょうか。

 

これは使える!

次回からもこれでいこう。

そう決めました。

 

特に、男性に声をかける時は

いつも、「せんぱい!」で

気持ちよくいっています。

 

そうしたら先日、

東京駅地下でのイベントに出かけるのに

JR京浜東北線を利用した時のこと。

 

目の前に座っていた30代くらいの

日焼けしたスリムな男性が私に

笑顔で声をかけてきました。

「せんぱい、どうぞ!」だって!

 

まさか自分が席を譲られるとは思わなかった。

しかも「せんぱい!」だって。

特に疲れているわけでもなかったけれど

彼のご好意を気持ちよくいただくことにしました。

 

言葉の持つ温かな力を感じるのと同時に

相手の好意をありがたく受け取る。

その仕方も改めて感じつつ

学んだ経験でした。

 

 
 
 

最新記事

すべて表示
「波風の立たない生活」がいい?

本日の担当は川本正秀です。 「波風の立たない安定した生活」を求める人がいます。 問題のない、凪のような人生を本当にお望みなのでしょうか? 以前、お話を聞いた男性は、念願かなってなんとか課長に昇進しました。 しかし、好事魔多し、「これからもがんばるぞ」と思ったら、会社の業績が急降下。 それ以後、毎日の風当たりは管理職には特に厳しかったそうです。 「こんなことなら、課長に昇進しなければよかった・・・」

 
 
 
塙保己一

おはようございます。 今日の担当は佐藤昌宏です。   先日、自主上映映画を見ました。 これは「世のため後のためプロジェクト」 が推進する活動の一環です。   主催した方たちの三つのミッションを紹介します。   一、『世のため後のため、今の私に何ができるか』 という問いかけが、当たり前の世の中を創造する。   二、私たちの可能性は無限であることを、 人生をかけて証明するコミュニティを作る。   三、

 
 
 
「思い込み」をぶっ飛ばす

本日の担当は川本正秀です。     11月9日に行なった東京ウィメンズプラザフォーラムのワークショップは興味深かったです。   「参加者はたくさん話してくれるのか?」という私の不安と「思い込み」は裏切られました。     「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス」を取り上げた今回は、新しいやり方をためしました。   ①15~20分の小グループでの話し合いを3回入れました。(2時間のプログラムの

 
 
 

コメント


©2023 共育コーチング研究会。Wix.com で作成されました。

bottom of page