「波風の立たない生活」がいい?
- ciie2023coaching
- 1 時間前
- 読了時間: 2分
本日の担当は川本正秀です。
「波風の立たない安定した生活」を求める人がいます。
問題のない、凪のような人生を本当にお望みなのでしょうか?
以前、お話を聞いた男性は、念願かなってなんとか課長に昇進しました。
しかし、好事魔多し、「これからもがんばるぞ」と思ったら、会社の業績が急降下。
それ以後、毎日の風当たりは管理職には特に厳しかったそうです。
「こんなことなら、課長に昇進しなければよかった・・・」
話し終わった彼は、肩を落として帰っていきました。
数年後に再開した彼は、こう話してくれました。
「あの時は本当に苦しかったけれど、がんばったおかげで何とか業績も回復し、今はいい思い出と考えられるようになりました」
生きていれば、失敗・苦労・トラブルは必ずあるものですね。
心ならずも、散々な目にあうこともあるでしょう。
しかし、後から振り返れば、いい経験だった、いい思い出になったと感じられることも多いはずです。
人が生きていくということは、旅と同じようなものではないでしょうか。
何事もない、波風の起こらない人生(旅)のどこがおもしろいのでしょうか。
あとから考えれば、必要なことしか起こらないし、どんなトラブルにも必ず終わりがあります。
いつか、すべてが「笑い話や思い出」になるまで、顔をあげて粘り強く前進したいものです。


コメント