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互いに尊重し合う関係   

本日の担当は、川本正秀です。



過干渉な保護者に育てられた場合、反抗的になる子どもや、やる気をなくして優柔不断な性格になる子どもが多いそうです。



子どもの部屋を無断で掃除したり、勝手に持ち物やカバンなどをチェックしたりすると子どもは反発します。


しかしそういう親に限って、


「机の上が散らかっているのは、頭の中がキレイに整理されてないのと同じなんだって」


などとグチともイヤミともとれる言い方で、子どもの言い分を無視するようです。



何かあるたびに親や教師から過干渉気味にグチっぽく言われると、子どもは「自分はダメな子だ」と感じやすいようです。


また、親たちからいろいろ干渉されて、「自分は誰かに援助してもらわないと生きていけないような人間なのか」と思い始める。


結果として、自立のために努力する意思や健全な自立心が育たなくなると言われています。


こんなふうに言われて、やる気になる子どもは少ないはずです。


親子であっても、お互いに尊重し合う意識や関係性がなければ親子関係はうまくいきません。



昭和の時代は兄弟姉妹の数が多くて親は忙しく、子どもひとり一人に丁寧に関わっている暇もありませんでした。


いい意味で、干渉しすぎない関係性があったので、子どもも当たり前のように自然と自立していったのです。


親子も夫婦も過干渉型の関わりは、お互いに傷つけあうだけでうまくいきません。


人間と人間との関係は、機械とちがって、効率的にはいかないものですね。

 
 
 

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